即効性があるのは実学

Laravel は、今デファクトと呼べるほど人気のある PHP フレームワークです。

私も Laravel を実務で使用する機会があります。

そのため、 Lavavel の学習が、プログラマとして職を得ることにつながる面もあります。

ただし、「実務経験のない人」が、 Laravel をちょっと触れる程度で実務に入ってしまうと、その後辛い部分があると思います。

最短ルートが効率的とは限らない

私が携わるプロジェクトは、かなり大規模です。

Laravel を使ってはいますが、エコシステムの一部を利用しているに過ぎません。
どちらかというとフレームワークのガワだけ採用しています。

具体的には Eloruent や Facade などは、基本使いません。 Eloruent も Facade も、 Laravel の特徴的な機能であり、Laravel を学習する過程で必ず触るものだと思います。

逆に、 Eloruent がデフォルトなので、 Eloruent 以外の ORM まで勉強してくることはない、そこまでの余裕が初学者にはないものです。

するとどうなるか。

Laravel 使えますって入ってきた人でも、「 Eloruent は使ってないんですよね」といった時点ででフリーズしてしまう、みたいなことが起こります。

マイグレーションやルーターなどは利用します。
けれどもそれって、 究極 Laravel でなくても良いんですよ。

理屈を学ぶ

Eloruent 使ってなくても、クエリビルダー的なものは、ある程度は使えると思います。

しかし、クエリビルダーしか知らないと、エッジケースで SQL を書かざるを得ない場合に太刀打ちできないんですね。

フレームワークは、決まりにしたがって開発すればちょっと楽ができる、というものです。

それで十分な場面もあるんですが、使い方を知っているだけでは、業務レベルでは足りません。

プロジェクトの規模が大きくなると、素のフレームワークでは都合が悪い部分が出てくるものです。 それらに対処するために拡張することはよくあることです。

そういったカスタマイズされたものを目にしたときに、表面しかなぞっていない人はやっぱり太刀打ちができない。

それまでにプログラミングでの蔵人が少ないと、「もう無理」だと感じるレベルも浅いので「すみませんムリでした」となる。


Eloquent の使い方を覚えるのがダメというわけではありません。

効率を求めると、実装が似る部分があったりしますので、勉強したことはムダにはならないのですが、基礎を理解して応用できるまで実力を伸ばすことを忘れないでください。

実務レベルのプログラムって、応用しかありませんからね。

  • なぜこうなっているか
  • どうするのが良いか

という部分まで突っ込んでいくと、現場レベルに近づきます。

なぜ、を深堀りできる 論理的な思考ができる

というのが、プログラミングには必要だと感じていますが、これって「プログラミングを独学で半年勉強しました」だと、なかなか身につかないですね。

なので、論理や理屈も学ぶことで、レベルアップを目指してほしいと思います。